幼児期 発達

3歳児が癇癪(かんしゃく)を起こしたときの対処法は?6つの方法をご紹介!

「いい加減にしなさい!」

突然ですが、私がこの言葉を3歳の娘に向けて言い放った回数は、数え切れません。もちろん、癇癪が終わった今でも時々言ってしまいますが…。

当然こんな言葉で3歳児の癇癪が解決するなんて思ってはいませんが、こう言わずにはいられないほどのストレスを抱えていたのは事実です。

それくらい、真剣に3歳児の癇癪と向き合うのは「パワーと情熱」が必要なんですよね。

そこで今回は、この3歳児の癇癪に対してどう対処していったらいいのか、その方法をお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。

では、はじめていきましょう。

3歳児の癇癪について

3歳児の癇癪は、ちょうどイヤイヤ期の頃と重なるため本当に大変です。

少しでも気に入らないと泣きわめいて転がりまわり、それが1時間近く続くこともあります。

癇癪が起こる理由については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

3歳児が癇癪(かんしゃく)を起こす理由って、何?「4つのポイント」で解説します!

3歳児の「イヤイヤ期」に起こる癇癪は、本当に大変ですよね…。私もこの時期は、娘と一緒にすごく苦しんだ記憶があります。 日々のお世話だけでも手一杯なのに、あの「大声で泣き叫ぶ声」を聞くのは本当に辛くて、 ...

それでは、ここから3歳児が癇癪を起こしたときの対処法をお伝えしていきます。お試しください!

3歳児が癇癪を起こしたときの対処法

1.まずは見守り、抱きしめる

子どもの癇癪は、子ども自身がどうしたら良いのか分からなくなっていることがほとんどです。

私の娘も、はじめは何かしら理由があり癇癪が始まるのですが、ヒートアップしてくると最終的には「何が理由で泣いているのか」が、分からなくなっているようでした。

すると、彼女自身が癇癪をどうやって止めればいいのか、そのタイミングも掴めずさらに泣く始末です。

そんな時に親ができるのはただ一つ。

無言で見守る

それだけです。

私の場合、まずは子どもの気が済むまで泣かせました。ここで中途半端に手出しをしてなだめると、ますます酷くなります。

そして少し落ち着いてきたら、子どもを抱きしめました。

子ども自身、泣き叫んで相当なパワーを使っています。疲れているんです。

私は、抱きしめられたら落ち着く、ということを娘には何度も時間をかけて教えてきました。それは、うちの娘が「うまく甘えることができない子」だったからです。

甘えベタな子どもがいるなんて、考えたことがありますか?…でも、実際にはいるんですよね(泣)

始めは戸惑いましたが、何かあったら抱きしめられると気持ちが切り替わることを、娘に体当たりで伝えました。

2.親がヒートアップしない

これは、私の中で毎回子どもを叱るときの課題でもあります。

子どもが感情的になっていると、つい自分も怒りをぶつけてしまう。

これを繰り返していると、大切なことを相手に伝えるのが難しくなってしまいます。

怒ると叱るは、違うんですよね。

怒るは自分のため、叱るは相手のため

そう考えると分かりやすいと思うのですが、つい怒るが優勢になることも。

親がヒートアップしても、癇癪を抑える手段にはならないことを肝に銘じましょう

3.子どもが冷静になってから諭す

子どもが癇癪の真っ只中では、こちらが何を言っても聞いてはくれません。まずは、子どもを冷静にさせ、それから話し合う必要があります。

そのために使える手段として、「タイムアウト法」というものをおすすめします。行動療法の技法ですね。

これは、子どもが落ち着いたら静かな場所で座らせて、子どもの年齢×1分間待たせるというものです。もし時間前に子どもが立ってしまったら、もう一度始めからやり直します。

時間は目安なので、お子さんの成長に合わせて設定すればよいのかと。

その後で、「何がいけなかったのか」という反省すべき理由を、子ども自身に言わせます。ここで子どもが答えられなければ、その理由を諭します。

…これだけです。これ以上のことを言う必要はない、ということですね。

親として、もっといろいろと言いたいことはあると思いますが、効果を上げるためにこれだけにしておきましょう(苦笑)

4.食べ物を見直す

これは、私もそうすべき人なので大きな声では言えないのですが…。

大人でも栄養が偏るとイライラしやすくなることがありますよね。昔から、「カルシウムが足りてないんじゃないの?」なんてよく言われたものです。

子どもの食生活で、特に糖質を摂る機会が多いと見直しが必要だと聞いたことがあります。急激な血糖値の上昇の後、急激に減少する過程で、低血糖になりやすくイライラしがちになるのだとか。

そうは言っても、私も毎日きちんとバランスよく食事を与えられているとは思っていません。手抜き料理も、しばしば、いや頻繁にあります(笑)

でも、これを(品数を増やして…)など考え始めると、今以上に負荷をかける生活に対して、親の私たちが参ってしまいまうことになりかねません。

私は、>>サプリメント>>免疫力を高める『こどもバナナ青汁』などを子どもにも積極的に活用して、無理のない「バランス食」を心がけるようにしています。

また、子どもの便秘も癇癪の原因になることがあります。そんな時は、迷わずコレに頼りました。

>>赤ちゃんも自然にスルッ!日本一オリゴ糖

このオリゴ糖、私が妊婦の時から子どもの乳児期、そして現在に至っても便秘解消の最強アイテムとして利用しています。

子どもが便秘だったと気づかずに、泣きわめく我が子を慌てて病院に担ぎ込んで以来、子どもの「便秘対策」も日常的に行うようにしました(苦笑)

5.生活リズムを整える

子どもが保育園や幼稚園に入っていなければ、生活のリズムってほぼ「自由」ですよね。

親の生活に合わせて、夜は23時ごろ就寝…なんて話もよく聞きます。うちも、昼寝の時間が遅かったりすると、こうなってしまう日もしばしばありました。

でも、やはりある程度時間を決めた生活をすることが、3歳児の癇癪を抑えるポイントになるのは一理あると思います。

睡眠時間や食事の時間が不規則になると、変な時間に眠くなったりお腹が空いたりします。うちの娘も、それが原因で夜中にお腹が空いて癇癪を起こしたことがありました。

また、体温調節も大切なポイントです。特に、冬場の着せすぎや布団の枚数の増やしすぎで大汗をかく…なんてことになると大変です。これまた夜中に、癇癪で起こされます(笑)

最後に、子どもの保湿を怠るとかゆみで癇癪を起こします。うちは敏感肌なので保湿は欠かせません。特に乾燥の気になる季節は、注意してあげて下さいね。

6.誰かに相談してみる

あまりに3歳児の癇癪が酷くて手に負えないと思ったときは、一人で悩まず誰かに相談してください。この問題を一人で抱え込むと、本当に親の心が折れそうになります。

私は、保健所が主催する「発達がゆっくりな子のサークル」に入り、心理士の先生に相談しました。それ以外に、幼児教室にも入れて一緒に成長を見守ってもらいました。

すると、娘がいろいろと経験不足でできないことが多いため、癇癪につながっているというアドバイスを貰えました。

…こういう時に1人で子育てするなんて、本当に辛くて苦しいトンネルをさまよい続けるようなものです。

もし私でよければ、話を聞かせてくださいね♡

3歳児の癇癪は、成長の証!

なんていわれても、癇癪期真っ只中ではあまり意識できないと思いますが…。

私は以前、我が子がこんなに「自分の気持ちを素直に表現している姿」を見ながら、(羨ましい)と思ったことがありました。

大人になると、世間体や立場を考えて行動することが多くなるため、これほどまでの自己表現なんてできないですよね。

このように、少し見方を変えるだけで子どもの癇癪も愛しく思えませんか?精一杯、自立への道を歩み出しているのですから!

これからもたくさんの壁にぶつかりながら、子どもと一緒に成長していきましょう。

~最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

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