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子育ては何歳が1番大変?

子育てにおいて「1番大変な年齢」というのは、ママの価値観や考え方によっても様々。主観的な評価に左右されることも多いですよね。でも、新米ママにとって「何歳の子育てに、どんな大変さがあるのか」は、興味のあるところではないでしょうか。

今回は、子育てのさまざまな年齢における難しさと、加えてその年齢ごとに味わうことができる喜びについても一緒に考えてみましょう。

子育ての大変さを年齢ごとにチェック!

まずは、子育ての大変さを年齢ごとに整理してみましょう。あなたのお子さんは、今どの時期に当てはまるでしょうか?以下は一般的な例となりますが、参考になれば嬉しいです。

乳幼児期(0歳から2歳)

・難しさ:乳児期は新生児のお世話が必要で、夜間の授乳やおむつ交換が頻繁に必要です。ママの睡眠時間はかなり短くなりやすい時期なので、体力的にも疲弊しがちに。産後すぐにお世話が始まるため、中々体調が戻らないことも…

また、赤ちゃんが言葉を話すことができないため、コミュニケーションが難しいことがあります。更に、ママが引きこもりやすい時期でもあるため、社会から疎外されているような「孤独・孤立感」を感じやすくなります

・喜び:赤ちゃんの成長や微笑み、ハイハイから歩きなどの発達過程を見ることができます。2歳ごろになると、少しずつ言語でのコミュニケーションができるようになります。「ママ」と呼んでくれた日の喜びは忘れられない想い出に!

幼児期(3歳から5歳)

・難しさ:幼児期は子供が自己主張を始め、時にはわがままになることがあります。俗にいう「イヤイヤ期」ですね。トイレトレーニングや感情のコントロールを教えることが必要ですが、上手くいかないことも多く、ママの我慢が爆発しやすい時期でもあります

また、子どもが頻繁に癇癪を起こすことも…ママ自身の怒りのコントロールが必要な日も増えるでしょう。

・喜び:子どもの「何、なぜ?」という好奇心が溢れる時期です。色々なことに興味を持ち、親はそれに答えたりしながら、子どもと親しい関係を築くことができます。園生活においては、様々なスキルの獲得やお友だちとの共同作業など、より成長発達を感じられます。

学童期(6歳から12歳)

・難しさ:学童期は学校に通うことが一般的ですが、宿題や学業のサポートが必要となる場合もあります。様々な理由から学校に通えなくなるケースも少なくないため、将来について不安を感じるかもしれません

友だちとの関係に悩む姿を目の当たりにしたり、また親からの独立を模索することがあります。

・喜び:勉強やスポーツ、習い事などを通じて子供の成長や達成感、趣味の広がりを見ることができます。将来の夢や目標について一緒に考えたり、対話する機会も増えるでしょう。

思春期(13歳から18歳)

・難しさ:思春期は身体的・感情的な変化が激しく、親との対立や自立心の表れが増えることがあります。アイデンティティの確立時期でもあるため、葛藤が長く続く子も…

異性への関心も高まるため、性や安全性に関する懸念が増えます。この頃は、親と距離を置く子どもも多く、「何を考えているのか分からない」苦悩を訴えるママもいます

進学や就職など、嫌でも他のお子さんと比較してしまいやすい時期。子どもに思わぬ一言をかけてしまい「嫌われてしまった」と嘆くことになる可能性も。特に男子は力も強くなっているため、恐れから強く叱れなくなることもあるでしょう。

・喜び:子どもの自己発見や将来の目標に向けた準備に寄り添い、深い対話や成熟した関係の構築が可能です。反抗期が落ち着くと、また一緒に買い物や映画など友達のように楽しむ親子も!

関係性の構築は一進一退かもしれませんが、大人同士のようなコミュニケーションを楽しむことができるようになります。

子育ては「何歳が1番大変か」を考えるよりも、日々の喜びにフォーカスしよう

いかがでしたか?どの年齢でも子育てにおいては困難な瞬間や楽しい瞬間があり、親の状況や子供の個性によっても感じ方が異なることが伝わっていたら幸いです。

子育てにおいて、どの年齢が1番大変かという問いに対しては、一概に答えることはできないのが現状です。なぜなら、子供の成長と家庭の状況によって、難しさや大変さが変わるからです。ワンオペ育児が続く日々であれば、その間ずっと大変だというママもいらっしゃるでしょう

しかし、子育てはどの時期も大変さと喜びが共存する素晴らしい冒険であり、それぞれの時期を大切に過ごすことが重要です。

子供との笑顔や成長を見ることは何よりも尊い瞬間。どの時期も大変さと喜びが共存し、家族としての絆を深めるかけがえのない機会です。

子育ての各段階を大切にし、時々立ち止まりながら小さな喜びを見出し、楽しむことを心がけましょう。親としての経験は成長の機会でもあり、家族との共感と愛情が子育ての大きな支えとなります。どの時期も大切に過ごしながら、まずはママ自身が笑顔でいられますように!

 

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