「子どもを産んでから、どうしてこんなにイライラしているんだろう…?」
赤ちゃんが誕生して喜びも束の間、終わりのない日々のお世話に身体もココロも参ってしまう。そんな毎日を過ごしてはいませんか?
子育てって想像していたより大変で、何かとストレスが溜まりますよね。(どうしてこんなことになるのか)なんて、じっくりと考える暇もなく過ぎてしまいがちなこの問題。実は理由がいくつも重なっているんです。
今回は、この育児疲れから来るストレスの原因について一緒に考えたいと思います。
では、はじめていきましょう。
育児疲れでイライラする原因、5つを解説!
1.子どもの育て方が分からないストレス
(何、言ってるの?)と思われる方もいますよね。しかし、ほとんどの方が初めて親になった時、正直子どもの育て方なんて知らないのが当然です。子育てを学校で教わったことなんて、専門家以外はまずありませんよね(苦笑)
私が初産の時は、オムツを変えようと思ってもビクビクして上手く赤ちゃんの足を持ち上げられませんでしたし、ウンチの拭き方すら知らないまま突然親になった感じでした。本当に、突然昨日までの生活と変わってしまったんです。
もちろん病院で指導もありました。育児書にもアドバイスはたくさん載っています。でも、実際に赤ちゃんのお世話をした経験がない私は、日々新しい問題にぶつかりながら解決法を探していたような気がします。
赤ちゃんが少し大きくなってきたら離乳食、歩くようになったら家の安全対策、すべて手探りです。しかも、子どもはそれぞれ性格が違うため、友人や兄弟に意見を聞いても当てはまらないことだってよくあります。
育て方が分からないというのは、子育てが未知の領域だからということですね。
子どもが成長するに従って、問題もどんどん変わってきます。これに対応していくだけで、疲れてイライラしてしまうんです。
2.寝不足や疲れで「体力が限界」になりストレス
これは、特に授乳が始まると起こる問題です。今までママが6~8時間ほど眠ることができていたとすると、3時間おきの授乳によりその半分も熟睡できない生活が1年ほど続きます。
人は、眠らないとストレスが溜まるのは当たり前です。この体力の限界を毎日繰り返すことで、子どもを十分に可愛がることができなくなり、さらにそれがストレスを産んでしまいます。
また、育児に加えて日常の家事や買い物など、一生懸命にやればやるほど疲れとストレスが溜まる一方です。
この終わりの見えない育児生活に、心身ともに疲れ切ってしまったのは私も一緒でした。
3.すべてが「子ども中心」の生活にストレス
今までは自分の意志で行動できたのに、子どもが産まれたとたんにすべてが子ども中心に変わります。起きる時間も、ごはんの時間も、寝る時間も。本当に「すべて」が変わるのです。
今まで自分の時間を大切にしてきた人にとって、これは特にイライラをもたらす原因になります。言いかえるならば、自分の時間を殺して生活するようなものです。
もちろん、そうなることは承知の上で子どもを産んだはずなんですが、実際にこの生活が始まるとその息苦しさに耐えかねるママも少なくないと思います。
私も、あまりに自分の時間が取れないことに対して日々ストレスを感じていました。座って食事を摂ることさえままならない現実に、このまま自分の存在を見失ってしまうような気さえしていたんです。
それに加えて、子どもの体調や気分によってタイムスケジュールが狂い、思うように家事も進みません。今やりたいことが、今できないストレス。これもイライラを加速させます。
4.子どもと意思疎通ができないストレス
小さい頃の子どもの意思表示は、ほぼ「泣く」が中心です。でも泣いている理由さえ分からないことだってあります。
どうしても泣き止んでくれない時、子どもと意思疎通ができないことに(親として失格だ)という気持ちを抱えてしまうことも。仕方がないと分かっていたって、子どもの気持ちを理解してあげられないことが苦しいんですよね。
また、子どもの病気を早期に発見できなかったような場合も、自己嫌悪感がさらに増します。私は発熱しているのに気付かないで娘をコタツに入れてしまい、熱性けいれんを起こさせてしまったことがありました。
子どもが話せないうちは、自分で体調不良を訴えることもできません。虫歯にしないために一生懸命歯を磨いてやり、手指を洗ったり消毒して病気を防ぎ、そういうことを当たり前のようにしていく必要があるんです。…でもこれって、本当は大変なことです。
すべて、親が気付いてあげなければならない。それが当たり前。それだけの責任を負って生活することにストレスを感じることも、少なからずあると思います。
5.孤独な子育てによるストレス
特に実家から離れて新しい生活を送っている方にとっては、ご主人が出勤して帰宅するまでの間、会話の十分にできない子どもと二人きり。ストレスは「話すこと」で幾分か発散できますが、それも叶わない状況にますます孤独を感じてしまいます。
誰とも会話しないで一日を終えた日は、社会から取り残されたような疎外感を私も感じていました。本当に孤独です。
もちろん電話やメール、SNSなどを利用することだってできたのですが、精神的に参っている時期はなかなか外に向けて発信していけないのが現実です。
私も子育てにつまづいたときは、専らネット検索に頼っていました。すると、あまりよくない方向へと考えが膨らんでしまうこともあり、それがまたストレスに。
子どもが小さいときは、本当に毎日が孤独との闘いでした。
育児のストレスは、皆が抱えている!!
毎日どこかのタイミングでイライラしながら育児をしてしまう、そのことに対して罪悪感やストレスを感じてしまうママも多いと思います。でも、これって本当に皆が抱えている問題です。
私には子どもが幼稚園に入ってから出会った信頼できるママ友がいるのですが、この「ストレスフル」な頃の話をすると、同じような気持ちを抱えていたと言っていました。
でも、ストレスを感じてイライラするだけで育児を終えてしまうなんて、本当はもったいないことです。(もっと可愛がってあげればよかった)なんて後悔はしたくないですよね。
この育児疲れを解消する方法については、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
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育児に疲れた…ストレスが限界になる前に読んでほしい【育児疲れ解消法5選】
「子育てに疲れた・・・」 このセリフ、子どもを産み育てている方なら誰しも一度は口にしたいと思ったはずです。でも、口にすることはタブーとされている気がして、吐き出すことができないままストレスが溜まる一方 ...
少しでも、子どもと笑顔で過ごせる時間が増えますように!
~最後までお読みいただき、ありがとうございました♡